まだ私が学生だった頃に兄からしつこく進められて読まされた
田中芳樹さんの原作『アルスラーン戦記』。
もともと 本を読むのはあまり好きじゃなかったのですが、
これをしつこくすすめられたせいで本嫌いになったかもしれません。
たしかそのあとにOVA化&アニメ映画化。
観たときは面白かった記憶があります。
あれから約20年くらいたちますが、
(いい歳なのがばれちゃいますね。)
少し前に書店に立ち寄った書店でたまたまコミック発見。
なんだか懐かしく思えて買っちゃいました。

『鋼の錬金術師』の荒川 弘さんが
連載開始でコミック化されてました。
昔のアニメのイメージが強く、最初は違和感がありましたが、
読み進めるうちに面白くなってきました。

アニメ化、ゲーム化もされたみたいで人気なのかなと思ったら、
ネットの口コミではコアなファンの罵声が飛び交っていて
あまり評価は高くないようです。
さらに原作小説の方は20数年たった今現在も完結しておらず、
その状況でのマンガ化にネットで叩かれているようです。
中古の単行本もほかの漫画より値崩れが早いような気が・・・。
個人的には懐かしくもあり、読み続けようと思います。
しかし、単行本発行のペースがとにかく遅い。
現在、5巻が発売したばかりですが次は年末の予定・・・。
先は長いです。
あらすじ(ウィキペディア)
大陸公路の中心で栄華を極めた国家、パルス王国。心優しき王太子アルスラーンは、武勇に優れた父・国王アンドラゴラス三世からは疎まれ、美貌の母・王妃タハミーネからは無関心に扱われつつも、臣下である大将軍ヴァフリーズ、万騎長キシュワード、ダリューンとは親交を持ち得ていた。
14歳になったアルスラーンは、侵攻してきたルシタニアとの戦争で初陣に臨む。しかし無敗を誇っていたパルス軍は、不可解な霧の発生やパルス万騎長カーラーンの裏切りに遭って総崩れし、多くの万騎長が戦死(第一次アトロパテネ会戦)。九死に一生を得たアルスラーンは最強の武将ダリューンと共に落ち延び、政戦両略に長ける知略家ナルサスとその侍童エラムを仲間に加える。
一方で、無敗のパルス軍を破り勢いに乗るルシタニア軍により、パルス王都エクバターナも陥落。無能なルシタニア王イノケンティス七世がパルス王妃タハミーネを見染め、自らの妃にしようとする。そんな中、カーラーンは軍を率いてアルスラーン討伐に乗り出す。だがアルスラーンたちは、ナルサスの計略に加えてミスラ神殿の女神官ファランギースと流浪楽士ギーヴの加勢もあり、たった6人で1000の軍勢を崩壊させカーラーンを討ち取ることに成功する。
その頃、ルシタニア軍の捕虜となり果てのない拷問を受ける国王アンドラゴラス三世の前に、ルシタニア軍に協力していた銀仮面の男が姿を現す。カーラーンの主である銀仮面の男は、自身こそがアンドラゴラスにより暗殺された先王の嫡子ヒルメスであり、パルス王国の正統継承者であると叫ぶのだった。
更新日時 : 2016年05月14日 | この記事へのリンク :